遠い遠い空に
幸せでしたかと叫びたい
肯定してくれなくてもいいから声が聴きたい
誰もがみんな通る道だよと
静かに云ったひとは遠く遠い空の下
ひとを大事にしなさいと
諭すように云ったひとは遙か彼方遠い空の上
幸せになるために生きているの
涙を堪えたギリギリの表情
それでも笑い掛けてくれたあのひとは
幸せな記憶より
哀しみの記憶の方が色褪せないものだと知ってしまったのに
ちっぽけな瑕ひとつ
それで動けなくなるような僕に何を期待しただろう
不意に思い出す情景はリアルで
その度心臓をもがれ 身体が二つに割れる
真実に消えてなくなりたいと思ったことなんて本当はなかった
何時明けるのかも解らない夜の淵辺に置き去りにした想いは
どれだけ光を集めれば報われるの
置いて行かないで
遠く赤ん坊が泣いている
幸せになりなさいと
命の期限の鍵を刻まれるのを待っているの
声が 声が聴きたい
忘れてしまうのがどうしようもなく怖い
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