日々は総て繰り返し 繰り返し
けれど
同じはずの景色すら日々変わってゆく
生きるためだけに生きていくことは出来ぬのだと
冷めた声で誰かが云った
あの頃世の総てを悟った気でいた僕は
何と返しただろう
生きることはかのごとし
追い掛ける背中に続く道
暗い夜
幾つも灯りを示してくれた
追い掛けることを赦されていた
いつも
いつも いつも
冷たく硬い手を握った時
生と死の境界を見失った時
それでも生きて往けと
涙にふやけて溶けそうだった瞳を
明日へ明日へ
無理にでも、明日へ
何事もなかったかのように日々は繰り返し
けれど
僕の世界は変わってしまった
残りの人生はオマケだと
嘯いていた僕とあのひとに伝えたい言葉がある
それで生き延びて往ける筈もないのだと
どうか
生きることを、諦めないで
簡単には終わらない
そんな夜のはじまりを、僕らは生きている
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