(untitled) 砂糖菓子みたいだと思った。触れただけで、くしゃくしゃと壊れてしまいそうな。それでいて甘い香りで誘惑するような。ふわふわと揺れる猫っ毛。ツンと上を向いた鼻先は、冷たい風に赤く染まり。とがったくちびるに触れようとしたら、やわらかく手を掴まれる。3月の風は、気紛れに冷たかったり暖かかったり、僕らにとても良く似ていた。
コメントを書く...
Comments