ありがとう。
あれから四十九日。
気持ちは落ち着いて、自然と笑えるし、日常に戻っている実感もある。
けれど、現実は何も変わらなくて、それも解っている。
一番、強く強く思うのは、心に何時も引っ掛かっているのは、パパは幸せだったかなあと云うこと。
生きて居る中で、何かひとつでもふたつでも、凄く嬉しいことや愉しいこと、幸せなことがあったかなあと云うこと。
かわいそうな人生だったと思う。申し訳なく思う。
それは、母が口癖みたいに繰り返す内に、ひろの中にも溶け込んだ言葉。
お経を聴きながら、何を考えているわけでもないのに、お葬式と同じくらい泣いた。
父が亡くなってから昨日まで、部屋で良く音が鳴った。
夜、寝ていると何かしら家具やロフトの階段から音がする。
けれど、そんなの何でもないこと。
普段だって、きっと鳴っていた。
意識するから、そう感じるだけ。
そう、パパがきっと居るんだって。
それが、四十九日目の今日は、一切鳴らなかった。
しんと耳を澄ませる。
ぴん、と意識を集中させる。
けれど、鳴らない。
パキ、ともいわない。
この話をしたら、本当にパパは行ってしまったんやねえ…って母は云うだろうなと思った。
死後の世界、輪廻転生、魂の存在、魂と魄、供養…。
別に信じているわけではない。
仏像は好きだ。
寺社仏閣も好きだ。
妖怪も、信仰も、そう云う文化に興味がある。
けれど、別に信じているわけではない。
倭民族の髄に染み付いた何かがあるのか、それで救われるなら…と法要は総て真面目に臨んだ。
救われるなら、の主語は誰だったろう。
答えは無く、唯、総てが正しいのだと今は思う。
そして、どうか心安く在りますように。
ありがとう。
いつまでも、わたしは精一杯のわたしで、ありがとうを贈り続けます。
気持ちは落ち着いて、自然と笑えるし、日常に戻っている実感もある。
けれど、現実は何も変わらなくて、それも解っている。
一番、強く強く思うのは、心に何時も引っ掛かっているのは、パパは幸せだったかなあと云うこと。
生きて居る中で、何かひとつでもふたつでも、凄く嬉しいことや愉しいこと、幸せなことがあったかなあと云うこと。
かわいそうな人生だったと思う。申し訳なく思う。
それは、母が口癖みたいに繰り返す内に、ひろの中にも溶け込んだ言葉。
お経を聴きながら、何を考えているわけでもないのに、お葬式と同じくらい泣いた。
父が亡くなってから昨日まで、部屋で良く音が鳴った。
夜、寝ていると何かしら家具やロフトの階段から音がする。
けれど、そんなの何でもないこと。
普段だって、きっと鳴っていた。
意識するから、そう感じるだけ。
そう、パパがきっと居るんだって。
それが、四十九日目の今日は、一切鳴らなかった。
しんと耳を澄ませる。
ぴん、と意識を集中させる。
けれど、鳴らない。
パキ、ともいわない。
この話をしたら、本当にパパは行ってしまったんやねえ…って母は云うだろうなと思った。
死後の世界、輪廻転生、魂の存在、魂と魄、供養…。
別に信じているわけではない。
仏像は好きだ。
寺社仏閣も好きだ。
妖怪も、信仰も、そう云う文化に興味がある。
けれど、別に信じているわけではない。
倭民族の髄に染み付いた何かがあるのか、それで救われるなら…と法要は総て真面目に臨んだ。
救われるなら、の主語は誰だったろう。
答えは無く、唯、総てが正しいのだと今は思う。
そして、どうか心安く在りますように。
ありがとう。
いつまでも、わたしは精一杯のわたしで、ありがとうを贈り続けます。
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