読了。
ハードカバーって本当に芸術だね…。(突然)
とても綺麗な装丁の本ですが、中身は辻村流“怖いはなし”。
これも図書館です。
こんな新しい本も入れてるなんて地元の図書館も捨てたもんじゃないなあ…失礼だけれど、そんな話題書ってわけでもないと思うのに。
短篇集で5篇収録。内1篇は苦手でした。
面白くないわけじゃなくて、凄く面白くてドキドキしながら読み進めたけれど、生理的にむりだった。
性的虐待の話は香りだけでも嫌悪感でオエってなります。。。
残りはとても辻村さんらしいなあと思える書き口と体裁、内容でした。
ただ、「おとうさん、したいがあるよ」だけ最後まで意味が解らなかった…。
何を意図していたのか読みきれないまま返却しちゃったので、またいずれ読み返したいなあ。
表題作「ふちなしのかがみ」は文句なしに面白かった。
或る意味虐待の話でもあるのだけれど…巧い! って。
ラストは全然ハッピーエンドじゃないのに、面白かった。
それにしても辻村さんの書くものがちょっとずつ変わって来ている気がします。
初期の彼女の作品はどれもこれもメッセージ性がとても強くて、それは何かと云うと「貴方は未だ大丈夫だよ」や、「いつかきっと大丈夫になる時が来るよ」って云う癒しと励ましのメッセージだったと勝手に解釈していて。
それがちょっと薄れて来たかなあ…と。
短篇集だからかな?
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